LINEマンガとピッコマで読んだ漫画の感想を書き留めておこうかなと思ったので、タイトルと大雑把な感想を中心とした記事の形にまとめておこうと思う。ここまで自分の挙動が面白くなってしまったら、どこかにその時の情熱を残しておいたほうがいい。
といってもすでにスプシに作品のタイトルとTierと点数と偏差値を記録しているのだが(キショ行為)言語化しておいたほうが後々読み返して面白いはずなので、とりあえずこちらで暴れてみたい。別にブログにしなくてもいいけれど、まあ、書いていればたまには誰かの役に立つだろう。わざわざハングルでまでキャラ名を検索しては、ゴミ、上場廃止株式、拷問したい、といった内容がつづられた怪文書を読んでいる私もいるのだから。
あまりに数が多いので、読んではいたものの途中離脱した作品は除外。まともに書いたら優に70作品は超えてしまうから。そういうわけで、まともに読み続けている作品だけに話を絞った。まあそれでも30作品を超えているのだが。助けてほしすぎる。
あと、先読み課金ばち狂い中3作も含めてまとめ記事とするが、ぶっちゃけこれらの作品に対しては別立てで記事にしたい。まともに感想を書こうものなら、たぶんその項目だけすごい文字数になるから。
読んだ漫画の記録
そういうわけで読んだ作品の話をしていきたい。怒られたくはないので実際に自分がつけた点数とそこから算出した偏差値は公開しないが、せっかくなのでTierは公開しようと思う。
なお、Tierは1~5までの5段階で設定し、以下の基準によって評価した。
Tier1
更新曜日が来るのを心待ちにしており、情緒をしっちゃかめっちゃかにしてきたキャラがおり、毎週課金して読んでいる作品
Tier2
更新されたらすぐ読む、前日から「明日は更新日だ~」と期待している、課金を検討したのいずれかもしくは複数に該当する作品
Tier3
更新されたら2~3番目に読む、更新曜日は覚えている(「これ今日更新じゃ~ん」と思う)、さすがに前日からそわそわはしない、いずれかもしくは複数に該当する作品
Tier4
更新されたら4~5番目に読む、当日になって「あ、今日これが更新なんだっけ」と言い出す、長期休載に入ってしまい最近読んでいない、いずれかもしくは複数に該当する作品
Tier5
途中で読むのをやめた作品
こう見るとなんとなく作品への評価っぽい感じになっているが、ぶっちゃけこれは私が更新日やストーリーをちゃんと覚えられているか否かの記録でしかないので、何も参考になりません。ありがとうございました。
せっかくなのでTier毎に感想を書いていきたい。私以外の人間が読んでも面白くないので、その点は覚悟して読んでもらえると嬉しい。
Tier4
休載が明けたら3とかになると思う。ぶっちゃけここに入れてる作品は単純に間が空きすぎて話し忘れてるとかそういうのだから。たまに「なんか読んでるけど特に刺さってない」とかそういうのもあるけど、その場合は作品が悪いのではなく私の性癖がまずいだけなので。
捨てられた王女の秘密の寝室
かなり初期のころに読んだ。ヒロインは呪いで強制的に欲情する体にされてしまい、それを鎮めるために複数の男と関係を持つハーレム漫画だ。欲で漫画を読んでいるのでこういう設定だと飛びつく。あたし馬鹿だから。
相手役が複数いるが、私が好きなのは言語化へたくそ拗らせ幼馴染み、キショい兄、女遊びが激しい男あたり。だが、私の感覚に反して世間で人気なのは、堅物忠節忠実騎士である。
ちなみにコメント欄の治安がマジで本当に悪い。
見捨てられた推しのために
広告に出てきたカエルスの銀髪ロン毛美形顔に釣られて読んだ。本当に顔がお綺麗すぎるので勘弁して欲しい。勘弁してくれ。マジで彼の顔を見ているだけで栄養を効率よく摂取できて健康になる気がする。完全に顔だけで読んでいる。
銀髪ロン毛は健康にいい。たった一つの真実。目の色が紫なのもいい。銀髪は紫か碧眼じゃないと許されない宗教を信仰しているので。
略奪された花嫁
弱点であるべき腹部を一切隠さない「意味あるんかそれ」みたいな鎧姿がクッソおもしろかったという理由で読んだ。面白すぎたんですよ。なんなんだよあの鎧。隠せよ腹を。何回ピンチに陥ってるんだよ。いいから腹を隠せよ。
マジで本当に腹を隠して欲しかったが、最後まで頑なに隠してくれなかった。どうして。
皇后の獣
こちらも結構早い時期から読み始めて、なんとなくずっと読んでいる作品。特に好きでも嫌いでもないが読んでいる。話は気になっているから。
お気づきかも知れないが、私は好きだから読んでいる、というよりも「なんかとりあえず読んでいる」というケースが結構多い。本作はその最たる例ではないだろうか。
全然関係ないが、相手役が黒髪だと銀髪が、相手役が銀髪だと黒髪がクソ男になる率が高いと思っている。本作もそうだ。この現象、なんなんだろうね。
泣いてみろ、乞うてもいい
タイトルからサディスティックな味がしたので読み始めたが、あまり話が進まないうちに休載となってしまったためここに入れている。
ちなみに、続く2作品と同じ作者の小説が原作らしく、この作者ってこういう自分の愛情に自覚がないままヒロインを無自覚に傷つけながらも「この女ならきっと大丈夫だろう」みたいなことをほざく御曹司が好きなんだな……と感心した。
バスティアン
ヒロインを無自覚に傷つけながらもヒロインが自分から離れるわけがないと思い込んでいる、自分の抱く愛情に無頓着な御曹司が出てくる。好きなんだな、作者……。
性格が悪いとかサディストなのではなく、劣等感がそうさせているのでもなく、なんというかシンプルにそういう態度を取っているだけの面倒くせえ男なのであまり興奮されないタイプである。
問題な王子様
自分の都合でヒロインを傷つけながらも、ヒロインはいつでも自分のために笑ってくれるに違いないと思い込んでいる、自分の抱く感情をまったく自覚していない御曹司が出てくる。本当に好きだな。
マジですべてが同じ枠組みのキャラクター造形なので、性癖は人に3作もの長編小説を書かせる原動力になるんだな……と感心している。
元夫の番犬を手なずけた
ケツが弱そうなモラハラヒス男がいたので読んだ。なにかの参考資料になりそうで……。
メインの二人がマジでどっちも面倒くせえ人間につき盛大に話がこじれてしまっており、そんな状態で休載に入ってしまったのでとてもつらい。
ビルヘルムがキショいのすれすれを行く男だったので私にちょっとだけ喜ばれている。でもさ、私、両思いに興味なくって……。
Tier3
よくある令嬢転生だと思ったのに
縦読み漫画を読み始めたのが2024年の9月半ばからなのだが、その最初期に読んだ作品なのでなんとなく思い入れがある。
読んだ時に「マジでおもしれ~~~~~~~!!」とTwitterでひとり盛り上がっていた。韓国産縦読み漫画特有の現象として胸筋が発達しており肩幅が広くて身長が高い男がガンガン出てくるのだが、最初期に読んだこともあって特に大喜びしていた記憶がある。
「好きな言葉は命乞い、嫌いな言葉は両思い」といってはばからない人間なので、エディットのことを全く信じてくれないキリアンが好きだった。最近かなりデレているので残念。でも面白いので読んでる。
推しの執着心を舐めていた
私の中では超珍しい国産である。なぜ読み始めたのか記憶がないのだが、たぶんピッコマからおすすめされたとかそんなところだろう。あとシニルが銀髪だったから……。
国産なので肩幅と胸筋は控えめだが、言葉にしないやや強引なツラのいい男描写は国産にしかない味がある。あるったらある。うまく言語化できなくて申し訳ないのだが、マジで「国産だ!!」という味がするのだ。この味に良さを感じることもある。醤油が恋しいのだ。
食べ物の国産と輸入品は違いが大してわからないのに、漫画の国産と輸入品は即わかる。そういう人間になってしまった。
悪役令嬢は死神パパに復讐がしたいのに!
娘にめろめろなパパが面白かったので読んでいる。知っていますか、私はこうなる前に娘✕父で本を出した人間です。そりゃあ弱い。
こちらも数少ない国産漫画。キャラをこってり濃くしてあるところが国産っぽい。日本の漫画はキャラデザと設定が濃いめだもの。これテストに出ます。
特に興奮する要素はないのだが、構えず読める内容なので気に入って読んでいる。そういう作品って大事だと思うんです。
暴君様は優しくなりたい
途中までめちゃくちゃに面白く読んでいたのだが、おおよその謎が解決し、恋愛パートに入ったあたりで私の中のモチベが尽きてしまったためTier3となった惜しい作品。惜しい。本当に惜しい。某Tier1作品と共に狂ったように読み漁っていたのに。
というか当時はこちらの作品のほうが盛り上がっていたような気がするのだが……。性格の悪い男の有無が私の中のボルテージに差を付けた原因だろう。でも作品自体はクッソ面白いのでおすすめ。
タランタランタラン~鳴り響く音~
めちゃくちゃエロい、それだけの気持ちで読んでいる。エロい。いい加減にして欲しい。
始まったばかりなので一体このあとどうなっていくのかわからないのだが、とりあえずマジでエロいので勘弁してくれ。
Tier2
闇落ちした奴隷を手懐けました
殿下が死ぬほどいい男すぎて気が狂ってしまったため、彼に幸せになってくれという思いだけでTire2に入れた。マジでいい男なのでそこだけ読んでもらえませんか、マジでいい男なので。まっっっっっっっじでいい男なので。ほんと。お願いしますよ……。
もうマジでたまんなかったので、マジで。助けてください。
私の愛する圧制者
拗らせ男のハイナーくんが最高に拗らせていて好きなので読んでいる。境遇がすさまじいせいで完全に心が壊れた男なのだが、その哀れさをもってしても「普通に最悪だよぉ」としか言い様がない行動を取るのが好きで困っている。愛の出力先を完全に間違えた行動がかなり好きなのだが、世間と書いてコメント欄と読む場では大変評判が悪い。
ハイナーが拗らせててくれないと火曜日が物足りない。一生拗らせていてほしい。お前が当て馬だったらな……。
悪役陛下、執着する相手を間違ってます
人格破綻者悪役皇帝の妻に憑依してしまう話なのだが、まあその、何故これを読んでいるかはお察し頂きたいなって、思いますよね。人格破綻者悪役皇帝だもん。そりゃあ読むでしょ……?
なお、私の鍵垢には本作を読んだ際の貴重な感想が残っている。
人ってつま先で顎を持ち上げられると嫌な気持ちになるらしいですよ、学びですね。
学びですね! なお、本作の相手役であるラニエロはすっかりヒロインを溺愛中だが、ゴミ男ばかり好きになると自虐していた韓国のオタクが「マジで最高」と呟いていたので、彼はきっとそういうお友達向けの栄養素が豊富なのだろう。
余談だが、当該オタクがゴミと呼んでいた男が出てくる漫画2作が私のTier1である。殺して欲しい。
ENNEAD
最終的には買ってでも読んだのでここに加えるのも何か違う気がしたのだが、連載を追いかけているわけでもなかったためこちらにぶちこんでおいた。
詳しい感想については、はてなブログに書いておいたのでそちらを参照されたし。
→簡単なこともわからないわ エジプトってなんだっけ
真夜中のエメラルド
ボーイズラブかもしれないが、おそらく多分そうではない話。どういうジャンルの作品なにかを上手く説明ができないので、とりあえず一度読んでみて欲しい。好きな人には徹底的に好きな世界観が広がっていると思うから。
私もかなり夢中になって読んでいる。ジャンルはさっぱりわからないが。言葉で説明しない表現力が感じられる作品で、読むほどに「漫画が上手い……」と言いたくなる。お陰で本作のせいで気になってカルメンのあらすじを調べたりした。エジプト神話を読みあさり、ボルジア家に関する作品を口に突っ込んでいるオタクだ、カルメンのあらすじくらい調べるに決まっているだろう。
推しの一途すぎる執着を、私はまだ知らない
国産漫画である。性癖に来る男が一切いないのだが、一切いないのだが面白くて読んでいる。水曜日に本作が更新されていると嬉しい。水曜日は読む漫画が多すぎるし、全体的にTireが高めの作品が多い。嬉しい。
国産漫画なのだが、アレキサンドライト殿下がかなりデカいので私に喜ばれている。国産品とは思えねえくらいでけぇ~~~~!!!!
国産漫画が16歳~18歳あたりの身長155㎝の女でやる話を、韓国漫画は20~22歳あたりで身長165㎝の女でやりがちな中、本作のアレキ殿下は本当にデカい。それだけで嬉しいし、それだけで助かる。
狂犬な彼を貴公子に変えてみせます!
シンプルに作品として面白いので読んでいる。好みがどうとかではなく、シンプルにパワフルなギャグで面白い。それなのにフルスイングでなんかリアルですごく嫌な毒親とか突っ込んでくるので「漫画が上手いな……」と思った。漫画が、上手い。
コミカルなテイストで重い話を口に突っ込んできそうな趣があるので、今後の展開もかなり気になる作品だ。ちなみにこの作品の更新日は金曜日、某Tire1作品も金曜日なので、私は最近いつも「私のカレンダーには水曜日と金曜日しかない」とぼやいている。いい金曜日。
義家族に執着されています
タイトルはアホっぽいのだが、中身はしっとりとした空気の中で進み、かつ、ややサスペンス要素もあるストーリー展開が面白い作品である。ほんのり暗くて静かで静謐な雰囲気が持ち味だと思う。
タイトルとプロローグのアホっぽさで嫌煙していたのだが、いざ読み始めると独特な空気感に飲み込まれてあっという間に夢中になった。静かで淡々としているのに、ドラマチックで魅力的なこの独特さ。大好きだ。言葉で説明しない、絵の力だけで勝負しているスタンスもすごくいい。
珍しく真面目に褒めた。ありがとうございました。
余命僅かだと思ってました!
女性向け恋愛コンテンツにおいて、男の乳首はその存在を抹消される。しかし本作は違う。
乳首が、描かれている。
桃色の乳首が、バッッッッッッッッッッッキバキの肉体の上に鎮座している。そう、本作には乳首があるのだ。男の乳首が。本記事唯一の、男の乳首漫画なのだ。
SSR乳首だ。
あと、ヒロインがきゅうりは食べられるが匂いが嫌いなので口にしないと言っており、ウケた。私みたいなことを言うヒロインだな、君は。
Tire1
堕落聖女に転生した私、3人の従者に抱かれて困ってます
ハーレムものにして「ポリアモリーのオタク大歓喜だろこんなの」と言わしめているウサギのTier1作品。漫画を読み始めたのは9月中旬なのだが、本作はその読み始めの頃からタイトルのやばさ故に目を付けられており、私の中の最古参作品の一つとなっている。
ハーレムものなワケだが、出てくる男が全員めちゃくちゃにいい。みんな好き。4人で結婚しろ。ちなみにコメント欄でも4人で結婚しろ論が高まっているが、中でも人気なのは堅物忠節忠実騎士である。それどっかで聞いたな?
なお、私は金髪碧眼の手が付けられない戦闘狂(原文ママ)にして無類の女好きとかいう問題児みたいな男に狂わされて患った。でもね、彼はちょっとニコニコ死体を足蹴にしたり人間を踏んだりはしているだけで、最強めろめろ王子様なんです。実際皇太子だし。比喩とかでもなんでもなく普通に本当に王子様なんで。ただちょっと大量に人を殺しているだけで。欠点なんて全然無いんです、人殺ししてるとこしかないんです~~~~~~~!!
たぶん彼は命乞い初心者でも許してくれると思う。優し~~~~~~!!
夫を味方にする方法
この作品の話だけは人前でやりまくっているため、もう説明しなくていいかなと思っているウサギのTier1作品ふたつめ。
もう説明しなくていいかなと思っているので説明しないが、妹虐待異常執着お兄ちゃんでおしまいとなっていて助けてほしい。1話で「ヤバそうだなこの兄……」と思った時からずっと好き。104話のことを「回る回るステージで疲れるまで踊ってくれる愛城華恋のいない恋の魔球」「まひるちゃんのお世話を暴力に置換したらほぼ兄」(レヴュースタァライトを見ようね)などと言っている。
書籍化されているのだが、初回限定版にはアクスタが付いていると聞いて「兄のアクスタが出るならルビのアクスタ付き書籍を買っておきますが……?」と言ったことがある。10月中旬の話だった。なお、韓国のオタクが「グッズください」と泣いていたので察した。自分でもなんでこんなにおかしくなってしまったのかはわからない。
わからないが、叔母にこの異常兄の話をしたら「ウサギちゃんほんとそういうキャラ好きだね」と言われた。え、私って兄のことが好きだったんですか……?
お姉様、今世では私が王妃よ
ウサギのTier1作品3つめ。ガタイがよくて乳のデカい女を敵に回した男によくないほうの興奮をし、その後も「腹違いの弟への劣等感と敵愾心」やら「自分に噛みついてくるヒロインをいなしつつも口説く態度がめろい」やら「終わっている家庭環境」やら「端的に言ってプライドが高いし性格は悪い」やらのウサギ性癖欲張り詰め合わせセットぶりを発揮してきたため無事に発狂。あらゆる性癖を悪い顔して撫で回してくるんじゃないよ。キレそう。
ほかのTier1男たちは若干「どうして私はこうなってしまったんですか」感があるが、本作に関しては「まあそうでしょうね」としか言いようがない。誰がどう考えたって好きだろこいつのこと。どう考えたって好きだろ、ヒステリック劣等感プライド高めろ男だぞ。好きに決まってるだろうがよ。
本当にどうでもいい余談だが、最悪めろ男と前述の兄はよく二人揃ってゴミと呼ばれているので、なんていうかありがとうございました助かります。更にどうでもいい余談だが、彼らのモデルになった人物がおり、当該人物の誕生日が推しアイドルと同じだったのでゲラゲラ笑った。そんな私の誕生日はニコラ・マキャヴェリと同じである。草。
お詫びとお知らせ
本当はあと10作書こうと思ったのですが、長すぎてカットしました。ありがとうございました。来年も楽しく漫画を読みたいです。